院長挨拶

「脳」と「ホルモン」から全身の健康を見つめるクリニックへ

あたまと体のヘルスケアクリニック神田 院長 池田 拓磨


2024年12月11日に院長に就任いたしました、池田拓磨です。 当院は2019年、千代田区神田須田町に開院し、脳神経外科・内分泌・予防医療の3つを柱に、地域の皆様から全国の患者様まで幅広くご利用いただいております。


Q
どのような患者さんが通院されていますか?
A

頭痛・脳卒中予防から、専門的なホルモン治療まで幅広く対応しています。

頭痛にお悩みの方、脳卒中の既往がある方、高血圧や糖尿病・脂質異常症をお持ちの方に多くご来院いただいております。 なかでも、下垂体前葉機能低下症・甲状腺機能低下症を始めとした内分泌疾患の方は年間延べ1,400名ほど通院いただいており、豊富な診療実績がございます。


病気を「治す」から「未然に防ぐ」時代へ

脳神経外科の現場で、医長として多くの手術や救急対応に携わる中で、私は常に「発症前に介入できれば、どれだけの人生が守れただろうか」と痛感してきました。 脳卒中などの神経疾患は、一度発症してしまうと、後遺症や社会復帰のハードルが高くなります。だからこそ、真の医療の価値は「予防」にあると考えるに至りました。

その思いから当院では、脳血管障害・片頭痛などの疾患治療はもちろんですが、その根幹に位置する「生活習慣病」「ホルモンバランス」「ストレス」「老化バイオマーカー」などを多角的に評価。将来の疾患リスクを可視化・最適化する「予防医療・アクティブエイジング医療」にも力を入れています。


予防医療の柱:脳・ホルモン・血管・代謝の統合管理

当院では、脳神経外科で培った診断力と、再生医療研究で得た分子レベルの知見をもとに、次のような包括的アプローチを行っています。

  • 脳神経の健康評価
    • 頭痛、物忘れ、集中力低下などを神経学的に分析
  • ホルモン・代謝バランスの最適化
    • 甲状腺、副腎、性腺、成長ホルモン軸の精密評価
  • 血管機能・老化指標の測定
    • FMD/PWV(血管の硬さ)、サイトカイン、エピジェネティック年齢など
  • 個別化サプリメント・栄養戦略
    • 科学的根拠に基づく栄養補助設計

これらを通して、「病気になりにくい体づくり」「脳と体のパフォーマンス維持」をサポートしています。


オンライン診療で全国から受診可能

当院では、約半数の患者様がオンライン診療を併用されています。 遠方の方でも検査結果や生活改善のフォローを継続できるよう、英語対応のレポート提供、ネット予約、オンライン決済などの仕組みを整えています。 時間や距離に制約されず、「かかりつけ医+予防医療のパートナー」として当院をご利用ください。


院長プロフィール

略歴

  • 北海道大学 医学部卒業
  • 北海道大学 脳神経外科学教室 入局
    • 関連病院で修練を積み、脳神経外科専門医を取得
  • 岩見沢市立総合病院 脳神経外科 医長
    • 脳神経外科専門医として、地域中核病院の救急対応、脳卒中・脳腫瘍・神経外傷などの手術治療を一手に担当
  • 北海道大学大学院 医学研究科 修了(医学博士)
    • 治療困難な低酸素脳症に対する再生医療(エクソソーム研究)に没頭
  • 苫小牧市立総合病院 脳神経外科 医長
    • 地域基幹病院にて、脳血管障害の外科治療(くも膜下出血・未破裂脳動脈瘤・頸動脈狭窄症・脳出血などの外科手術、脳主幹動脈閉塞の血管内手術)・内科的治療・集中治療を主に担う
  • あたまと体のヘルスケアクリニック神田 院長就任
    • 現在、月間約100名の厚生労働省指定難病(下垂体前葉機能低下症)の治療を担当
    • 脳神経・ホルモン・老化の相互作用(クロストーク)に関する研究を継続中

専門医・資格

  • 医学博士(北海道大学 脳神経外科)
  • 日本脳神経外科学会 脳神経外科専門医・指導医
  • 日本抗加齢医学会 抗加齢医学専門医
  • 厚生労働省 臨床研究・治験従事者研修修了
  • 東京都 難病指定医

受賞歴

第20回 音羽博次奨学基金 受賞

第28回 神経麻酔集中治療学会 優秀演題賞

最後のメッセージ

院長からのメッセージ

「脳は体の指揮者」です。 ホルモン・自律神経・血管・免疫、すべてのバランスが整ってこそ、心身の調和が保たれます。

当院では、単に“病気を治す”のではなく、“健康を設計する医療”を目指しています。 科学的根拠と臨床経験の両輪で、皆様一人ひとりの健康を長期的に支える診療を行ってまいります。

あたまと体のヘルスケアクリニック神田
東京都千代田区神田須田町1丁目10−42Esperanza神田須田町2F

外部掲載メディア・インタビュー

当院の診療方針や、院長の専門治療(下垂体・ホルモン・予防医学)に関するインタビューが、以下の医療専門メディアに掲載されています。